成人式とSweet Sixteen
皆様こんにちは。
この度海外事業部のブログ担当トミーが担当を卒業する事になりました。新しい担当は海外事業部Crewでローテーションをしましょうという事で、今回はアメリカ大好き自由の番人Oがお送りします。
さて、1月の日本はお正月に成人の日と、おめでたい祝日が続きます。一方でアメリカには日本のような成人式は存在せず、そうした祝日もありません。ではアメリカ人は成人になったお祝いをしないのかと言うとそうではなく、学校の卒業や節目の年齢の誕生日にパーティーを開きます。この節目の年齢というのはSweet Sixteenと呼ばれ、女の子だけが16歳の誕生日に盛大なパーティーを開く文化があります。(男の子はない…)
アメリカは自由の国であり、個人主義の国です。そうした文化的な背景もあり、「お祝いをするのは個人が対象。だから全国で一斉に成人式を行わない。」という事が見て取れます。一方で国民の祝日として成人の日がある日本。価値観の違いがこうした祝日にも現れるのは面白いですね。また、今年は新型コロナウイルスの影響もあり、地元の成人式はいくつかの中学校と市民会館をzoomで繋ぎ、式を執り行ったようでした。こうした状況でも永く受け継がれてきた文化を新しい技術で絶やさず守っていくのはとても勇気のいる事であり、同時に大切な事だと感じました。
海外事業部では様々な国籍の方とビジネスでお付き合いする事がありますので、その国で長年培われてきた文化や価値観を自分の基準で良し悪しと判断するのではなく、尊敬し尊重する事が円滑なビジネスに必要不可欠なのだと思います。
日本の成人式も、アメリカのSweet Sixteenも一人一人にとって大切な人生の節目である事には変わりはありません。一日でも早くこのコロナ禍が終息し、平和な日常が戻ってくる事を願って、今はStay Home!