パーム油を混ぜましょう

早いもので10月も半ばです。こちらインドネシアでは雨期入りが遅れており、ふつうに夏です。コメの生産にも影響するとか。

さて、運送屋である私どもは日々軽油をバンバン使っているわけですが、去る9月、「B20」なるものが義務化されました。
バイオ20、軽油にバイオ燃料を20%混ぜなさいというものです。

インドネシアが世界第一位の生産量を誇るパーム原油をもっと
国内で使いなさいという趣旨です。ただ現状は国営石油プルタミナのスタンドでも、入っていたりいなかったりなんだそうです。

鬱蒼と茂る何処か禍々しい森、パーム油プランテーションです。
インドネシアらしくこれを作るために広~大な森林を
焼き払って、マレーシアやシンガポールに深刻な煙害をもたらしたりしていましたね。
当時の関係者の「雨期が来れば山火事は消える(ちょっと遅れている)」というコメントが忘れられません。

パームオイル産業の功罪はとても多面的な問題で一概に
語れるものではないし私に詳しくは聞かないでほしいのですが、
この度軽油への混合率をもっと上げるという方針が打ち出されました。
2020年までに30%、「B30」を義務化するそうです。

基本的には普通の軽油と同じように使えるのですが、まれに
パームのカスが混入していたり、熱や放置に弱くタンクやホースを劣化させる恐れがあるそうです。
ただでさえ軽油の品質が悪くて燃料フィルタをしょっちゅう交換しているのに、その頻度は間違いなく上昇するようで、
困ったものです。。急に問題が小さくなりましたね。

途上国にいるからといって「持続可能な発展」を軽視しない
ように気をつけようと思います。

ではまた。


先日お伺いした会社様のオフィスから。
南ジャカルタ・スナヤンの一等地に広がる
ゴルフ場と高級モール。
富裕層と貧困層はまるで別の世界のようです。